夏に食べたくなるものってありますよね。
そうめんとか、冷やし中華とか、つるつるしたもの…
担々麺とか、麻婆豆腐とか、辛くて熱いもの…
なんにせよ、体を冷やして
涼しい気分にさせてくれるもの、
汗をかかせて体内の熱を出させてくれるものが
食べたくなりますね。
体を冷やしてくれる食べもの、といえば
旬の生野菜がいちばん良いでしょう。
キンキンに冷やして食べるトマトもおいしいですが…
夏野菜の中でも、ウリ科のものは
水分が多く含まれていて、
体を冷やしてくれる効果があります。
キュウリやスイカ、ズッキーニなどが
その代表格ですね。
さて、今回そのウリ科の中からえらんだのが
冬瓜(とうがん)!!
さっぱりとした味と、独特のやさしい食感が
これからの季節恋しくなっちゃいます…。
他のウリ科に比べるとちょっと影が薄いかも??
でも、とびきりおいしく食べられる、
魅力たっぷりの野菜なんです!!
ということで今回は、
冬瓜(とうがん)を主役にした
これからの季節に食べたいレシピの紹介をします!!
レシピの前に…冬瓜ってそもそもどんな野菜なの??
夏なのに「冬」瓜。
不思議ですよねー。
私は小さい頃、文字通りに受け取って
「冬瓜(とうがん)は冬野菜だ」と思いこんでました。笑
「なんでうちでは、夏にわざわざ冬野菜を出すんだろう…」
と疑問に思って、祖母にそう言ったら、
笑われてしまったことをよく覚えています。
まあその後、冬瓜がなんで冬瓜というのか
ちゃんと教えてくれたのですっきりしましたが。
なぜ夏の野菜なのに冬という文字がつくのかというと、
「夏にとれたものが冬までもつから」
というのが理由のひとつなのだそうです。
実際、冬瓜の皮はかたく、丈夫なので
中身をしっかりと守っていてくれています。
皮に大きな傷でもつけない限り、
たしかにかなり長く持ちますね。
ということで、冬までもたせて、
冬に食べることもできます。
とはいえ、
やっぱり夏野菜ということもあり体を冷やすので、
せっかくなら夏に食べたい野菜ではありますよね。
冬瓜といえば…?!やさしい旨味が広がる、わが家の人気レシピ
炒め物に煮物、あんかけなど。
冬瓜は、味の主張が激しくないこともあり
わりといろんな料理で使うことができます。
でもわたしがいちばん好きなのは…!!
冬瓜汁(とうがんじる)です…!!!!
というより、小さい頃からなじんでいて
冬瓜といえばやっぱり、なのが冬瓜汁なんですよね。
夏の定番料理。
しっかりとった出汁
冬瓜のやわらかくしゃくしゃくとした食感
片栗粉でつけたとろみ
この3つの組み合わせが最高なんですよ。
作り方もそれほど面倒ではない。
だからおすすめです。
ではでは、早速
材料と手順を紹介していきますね!
材料と用意するもの
材料
・冬瓜(とうがん) 100g
・お好みのだし汁 1と2分の1カップ
・しょうゆ 小さじ1
・片栗粉 小さじ1
・酒 小さじ1
・塩 少々
料理手順とレシピ
手順
・だし汁を用意する。
かつお節や昆布でしっかりとるのもよし、
面倒だったらだしの素を使うもよし。
・とうがんのわたと種を取り、
食べやすい大きさに切る。
・鍋でだし汁を煮立て、そこに冬瓜を加える
・弱火で10分弱煮る
・火が通ったらしょうゆ、塩、酒で味をととのえる
・水で溶いた片栗粉を加える
これで完成。
細かく説明しているので面倒にみえますが、
要するに、切った冬瓜をだし汁で煮て
味をととのえるだけ!!
簡単でしょう??
ちなみに、食べるときは
熱々でも冷たい状態でもおいしいです。
だし汁のうまみと冬瓜の食感の組み合わせが
ほっとするような、懐かしいような、そんな一品。
私は小さい頃、
稲荷寿司といっしょに食べるのが好きだったな~。
まとめ
・体を冷やしてくれる作用のある冬瓜(とうがん)は、
これからの季節にぴったり!!
・冬瓜(とうがん)は長持ちする野菜…
だけど、どうせなら夏のうちに楽しもう
・炒め物も煮物もいいけど、特におすすめな冬瓜汁
・しっかりとっただし汁でおいしく作ろう
旬の食材を楽しめるのはやっぱりいいものですね。
もりもり食べて、夏バテ知らずの身体をつくっていきましょう!!
コメントを残す