お花見の始まりはいつ??!お花見奉行にも自慢できる豆知識をご紹介!!

お花見 始まり

のシーズンは何だか心が浮き立ちますよね。

 

天気予報で桜の開花の話題をしていたり、

何気なく通った道の桜が綺麗に咲いていると、

特別なことが起こったような気分になります。

 

私は職場の人たちと毎年

お花見をしていたのですが、

職場にお花見奉行のような人がいました。

 

いつもその人に指示されるがまま、

デパートの地下でおいしいご飯を買い込み

とっておきの場所の下でレジャーシートを敷き

みんなでゴロゴロしながら

満開の桜を満喫したものです。

 

今日は、そんなお花見奉行もきっと知らない、

お花見のルーツについてご紹介します!!

 

お花見の場で知識を披露して

自慢しちゃいましょう!!

 

 

お花見の始まりは、農民にあった??!

 

お花見 始まり

 

あなたは「お花見」というと、

どんなイメージがありますか?

春、桜、ごちそう、華やか、大勢で…

いろいろありますよね。

 

ちなみに私のイメージは

「おいしいものがたくさん食べられる」

です。

 

お花見と聞いて、

ご馳走を思い浮かべたあなたは私の仲間です。

 

ぜひお友達になりましょう。笑

 

でも、実はお花見の始まりは

そのどれにも当てはまらないんです。

 

もし当時の通りがかりの農民に、

お花見のイメージについて聞いてみたら、

きっとこう答えるでしょう。

 

「豊作祈願」「占い」「厄除け」

そう、お花見のルーツは農民の

豊作祈願にあるんです。

 

ご馳走も決して自分たちの為ではありません。

 

神様をおもてなしする為のものだったのです。

 

その当時、サクラは田んぼの神様が

依代にする木として知られていました

 

サクラの「サ」田んぼの神様

「クラ」神様が座るという意味をもつこと

からも分かりますね。

 

冬の神様を送り出し、田んぼの神様を迎える。

 

それが農民の季節行事だったのです。

 

神様を迎えることで、豊作祈願をしたり、

桜で豊作占いなどをしていたそうですよ。

 

どの時代も、やっていることは

変わらないんですね。

 

わいわいと楽しそうに過ごしている

農民たちが目に浮かびます。

 

 

お花見の始まりは貴族でもある??!

 

お花見 始まり

 

実は、お花見の始まりとなったのは

農民のイベントだけではないのです。

 

時代はさかのぼって平安時代

 

今でこそ、難しく感じますが、

当時の貴族は和歌を詠むのが日常の一部で、

たしなみの1つでした。

 

そんな貴族たちが桜を見ながら和歌を

詠むようになったのです。

 

それが、もうひとつのお花見の始まりと

言われています。

 

平安時代と言えば、ちょうど遣唐使の派遣が

打ち切りとなった時代。

 

中国の文化が入ってこなくなったため、

日本独自の文化が発展しました。

 

そのため、奈良時代までは

お花見=梅の花を見ること、だったのが

お花見=桜の花を見ること

になってきたそうですよ。

 

実際、「日本後紀」には812年に

嵯峨天皇が花宴を開いたと書かれています。

 

ルーツは違えど、庶民も貴族も、

四季を楽しむ心は共通していたのですね。

 

 

お花見文化の始まりが融合したのは江戸時代!!

 

お花見 始まり

 

2つのルーツが融合してきたのは、

江戸時代であると言われています。

 

徳川吉宗が、いろいろな場所に桜を植えて、

お花見を奨励したそうですよ。

 

ただ、それまでずっと貴族と農民だけが

お花見をしていたのかというと

そうではありません。

 

桜が咲くと、心が浮き立つのはみんな同じ。

 

鎌倉時代には武士にもお花見の習慣が

じわじわと広がっていきます。

 

安土桃山時代には、かの有名な豊臣秀吉

今のお花見の席のもとになる宴会を開いた

といわれています。

 

そうして、だんだん今のお花見の形が

貴族から庶民まで定着していったのですね。

 

ちなみに、江戸時代には今も

お花見の名所として有名な

上野恩賜公園が有名だったそうですよ。

 

今の上野恩賜公園も綺麗ですよね。

 

動画があったので貼ってみました。

 

 

 

当時のお花見と今のお花見、見ていた景色は違っていたかもしれない??!

 

お花見 始まり

 

私たちがお花見を楽しむ心は

先祖から受け継いでいたのですね。

 

ただ、当時のお花見と今のお花見だと

もしかすると見えていた光景が

違っていたかもしれません。

 

なぜなら、ソメイヨシノが広がったのは

明治時代より後のことだからです。

 

ソメイヨシノという品種が作られたのが

江戸末期だったそうですから、

きっと当時は桜といってもいろいろな

景色があったのでしょうね。

 

まとめ

 

お花見 始まり

 

  1. お花見の始まりは農民と貴族にあった
  2. 桜のお花見の起源は平安時代である
  3. 宴会を始めたのは豊臣秀吉
  4. 今のお花見の形になったのは江戸時代、
    徳川吉宗が広めた

 

これでお花見の始まりについてはばっちり!

 

あなたもお花見奉行の仲間入りです!

 

ぜひ、今年のお花見で知識を披露して

くださいね。

お花見 始まり

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