必須!新盆の常識!?香典の表書きを正しく書いてマナー違反を回避!!

新盆 香典 表書き

盆に持っていくお香典。

 

「葬儀の時は慌ててたからお香典を忘れた」

「一周忌には出席できなかった!」

 

というあなた。

 

今回はちゃんと準備して持っていきたいですよね。

 

新盆とは、遺族にとって故人をしのぶ大切な供養のとき。

 

「なんせ初めての事だから、、。」という

言い逃れはききません!!

 

故人の親戚や身内が一同に集まる場面で

常識はずれの香典袋を渡す、、なんて

失礼な事は絶対にしたくないですよね!!

 

ここでは、新盆の時に持っていく香典袋について、

袋の選び方、表書きや中袋の正しい書き方、

書く時の注意点について、詳しくご紹介します。

 

これを知っておけば、

大の大人として恥をかくことも避けられますもんね!

 

 

新盆(しんぼん・にいぼん)って?

 

新盆 香典 表書き

 

新盆(しんぼん・にいぼん)は四十九日を過ぎてから初めて迎えるお盆です。

 

地域によって初盆(はつぼん・ういぼん)とも呼ばれます。

 

この日は故人の霊が初めて里帰りする日なので、

お花やお線香、果物やお菓子などを準備して丁寧に迎えます。

 

この日は僧侶を呼び読経を読んでもらう「法要」

その後、お焼香「お斎(とき)」と呼ばれる会食が行われます。

 

初盆には他の法事とは違い、親族だけじゃなく友人や知人も参列します。

 

 

新盆の香典袋の選び方

 

新盆 香典 表書き

 

実は正確には「香典」は、お葬式の時に使う呼び方です。

 

ですから新盆では「香典袋」「のし袋」の代わりに

「不祝儀袋(ぶしゅうぎぶくろ)」と言ったりしますが

同じものを指しています。

 

香典袋は宗教や宗派で異なりますが、

袋に蓮(はす)の花の絵がついているものは、仏教専用だそうです。

 

香典袋を買う時の注意点は2つ。

 

  • 水引きの色が「黄色と白(か銀)」「藍と銀」の組み合わせ、
    もしくは「双銀(そうぎん)」と呼ばれる銀一色のもの

 

  • 水引きの形状が「結び切り」という堅く結んで切った形のものか、
    「あわじ結び(もしくはあわび結び)」

 

< 結び切り >

新盆 香典 表書き

 

< あわじ結び >

新盆 香典 表書き

      

 

いつでもどこでも手に入る不祝儀袋は

「白黒」の水引きですが、

遺族に葬儀の悲しみを思い出させてしまうので

避けた方がいいそうです。

 

それから、関西では黄白(か銀)が一般的なようですね。

 

あ、もうひとつ注意点!

 

お店には立派な不祝儀袋も売ってますが、

袋は包む金額に見合ったものにしましょうね。

 

 

香典袋の表書きの注意点

 

新盆 香典 表書き

 

表書きを書くときには黒くて濃い墨を使います。

 

筆か筆ペンを使いましょう。

 

急でどうしても筆がない時は、サインペンでの代用は可能ですが、

間違っても、鉛筆やボールペンでは書かないように!!

 

ちなみに、四十九日までは薄墨で書くのは

「悲しみの涙で墨が薄くなった」

という所から来ているそうですよ。

 

では、頑張って書いてみましょう!

 

 

新盆の香典表書き

 

新盆 香典 表書き

 

あなた「香典袋の表書きくらい知ってるよ」

という顔をしてますが、

「通夜や葬儀の時と法要の時で

のし袋の表書きが違う」って知ってました?

あぶない、あぶない。

 

新盆の香典の表書きは、

まず上段(水引きの上)に縦書きで

「御仏前(ごぶつぜん)」「御佛前(ごぶつぜん)」と書きます。

 

この「御仏前」というのは四十九日以降に使われる表書きで、

それ以前は「御霊前」を使います(浄土真宗以外)。

 

他には「御供(おそなえ)」「御供物料」

「御花料」「御提灯料」「御香料(ごこうりょう)」

と記入したりします。

 

お供え物の代わりに現金で渡す。

 

「急な不幸の出費への助け合い」って訳ですね!!

 

表の下段(水引きの下)には、同じく縦書きで

会葬者の氏名をフルネームで書きます。

 

夫婦で法事に出席する場合は

世帯主の氏名だけを書きますが、

夫婦とも故人と親しかった場合は

中央に夫の氏名、左に妻の名前を添えます。

 

複数人いっしょに香典を出す場合は、記入が変わるので

順番に説明しますね!!

 

 

<2名で香典を出す>

 

中央に二人の氏名を書く

 

 

<3名が連名で出す>

 

中心に一名の氏名、その両脇に一名ずつの氏名を書く

 

 

<4名以上で出す>

 

中心に代表者の氏名、その左下に「他5名」と書き添える

 

職場などで数人連名で香典を出す場合は、

社名を一番右に書いたあと、役職順に右から氏名を書きます。

 

 

<会社名義で出す>

 

中央に代表者(社長)の氏名を書き、その右に会社名を書きます。

 

役職名と氏名が縦一列におさまらない時は、

右から社名➔役職名➔氏名の順番で書きます。

 

 

<部署やグループ名で出す>

宿場の部署で香典を出す時は、

中央に「〇〇部一同」と書き、右に社名が入ります。

 

このように人数が多い場合は、

中に全員人の氏名、金額、連絡先を書いた紙を入れておくと

遺族側がお礼やお返しの手配をする時に困らないんですって。

 

 

香典の中袋の書き方

 

新盆 香典 表書き

 

香典袋には、中袋(中包み)が入っているので、

そこに、香典の金額、会葬者の住所氏名を書きます。

 

中袋がないときは、香典袋の裏面に記入すればいいみたいです。

 

中袋にも筆で書くのが正式なのですが、

筆ペンや黒インクのペンでもOKです!

 

金額はアラビア数字ではなく、

「漢数字の大字(ダイジ)」で書くのが正式です。

 

そうです。

 

【難しい方の漢数字】です!!

 

七(漆)

仟(阡)

 

「円」「圓」と書くこともあります。

 

頭に「金」とつけた後に、包む金額を書きます。

 

一万円を包む場合は「金壱萬円(圓)」ですね。

 

最近の香典袋は、

中袋の金額を書く欄が横書きにプリントされていて

アラビア数字で書けるものもあるようです。

 

そのタイプだと、書き間違いがふせげるかも?

 

ちなみに、住所の番地などの数字は、

普通の漢数字で書いて大丈夫だそうです。

 

よかった!!

 

 

まとめ

 

 1.新盆とは、故人が初めて里帰りするお盆

 2.香典袋は・水引きの色が「黄白(か銀)」「藍銀」「双銀」、
   形状が「結び切り」か「あわじ結び(あわび結び)」のものを選ぶ。

 3.表書きは筆か筆ペン、濃い墨を使って書く。

 4.香典袋の表書きは、上段に縦書きで「御仏前」か「御佛前」と書く。
   下段には、会葬者の氏名をフルネームで書く。

 5.中袋には筆で、香典の金額(漢ダイジで)、会葬者の住所氏名を書く。

 

いやぁ、書くのに緊張しちゃいそうですね。

 

でも、事前に書き方を知っていれば

すこし安心できるでしょ?

 

ただ、、私の問題は、字が下手なこと、。

 

明日から、筆ペンで練習します!!

 

参考:「お香典の表書きと渡し方」(※お葬式編なので表書きと金額は法事と異なります)

新盆 香典 表書き

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